
ヤマイモ
育て方のポイント
(1)種いもの準備
・イモを切断する 首の部分は小さめ50 〜60g、それ以下の太い部分は80 〜100gにする
・切ったイモは切り口が白くなる程度に、風通しの良い所で陰干しする
(2)畑の準備
・水持ちが良く、地面の肥えた所で栽培する 圃場に石灰を施し出来るだけ深く耕起する
・水はけの悪いところは、高畝にする 乾きやすい圃場では作付けを控える
(3)植付け(パイプ栽培)
・株間25 〜30cmに種芋を植え付ける
・パイプ栽培の場合は、開口部上約10cm離した所に植えつける
案内棒を立て発芽点に沿わす パイプの角度は約30度位にする
・種芋は5cm地中に入れ、上から5cm覆土をかける 地下のパイプは10cm離す
(通常栽培)
・パイプ栽培同様10cmの覆土をかける 種イモの間に化成肥料、油粕を施す
(4)管理
・支柱や竹は2m間隔に立てる 7月からの高温期には、敷きわらをする
・支柱や竹は合掌仕立で、ツルを右回りに誘引していく
・9月下旬よりムカゴが出来る 労力があればムカゴは取ってしまい、地下の芋に養分を集中させる
ワンポイント
・風通しを良くする為、ツルを広げるように誘引する・2 〜3年毎に圃場を変えると、収量が安定する
◆施肥例(1平方メートルあたり)
肥料・堆肥 |
基 肥 |
追 肥 |
備 考 |
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苦土有機化成特A801 |
150g |
①50g
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②50g |
③50g |
④50g |
⑤50g |
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なたね油粕 |
100g |
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粒状苦土石灰 |
100g |
※第1回目は発芽が揃った頃、以降3週間に1回施用するが以降、地下のイモを太らせる為、8月下旬以降は散布しない
