青年部活動

～北村 市志　青年部委員長～

　早春の候、皆様方には益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。 

　 平素より、私どもの活動に対して格別のご理解・ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

　 また、皆様方のご支援により、平成２６年度の新執行部体制を発足することができましたことに対しても、重ねて感謝とお礼を申し上げます。

　最近は、ＴＰＰに関する交渉や間近に控えた消費税増税など、農業や生活を取り巻く状況は不透明で、これに対し不安を覚える方も多いのではないでしょうか。

　 我々ＪＡ青年部も、ここ数年は年齢により退団していく盟友に対し、農家数の減少により新規加入する盟友が少ないため、年々盟友数の減少に悩まされ、今後これをどう確保するか、各地区で知恵を振り絞っている状況であります。

　 一方で、東日本大震災という未曽有の災害を経て、地域におけるつながりの大切さというものが見直されているのも事実であります。

　 我々ＪＡ青年部は、ＪＡ本店及び各支店を拠点として、地域の住民や他団体とのつながりを構築できる数少ない若者による組織であります。盟友は農業以外にも多様な背景及び経験を有しており、その力を結集し知恵を出し合いながら、この素晴らしい組織が時代に適応し存続していけるように努力していきたいと思います。

　 また、従来から行ってきた活動を大切に継続していくことも、ＪＡ青年部が地域から信頼され、地域における存在意義を有する組織であり続けるために大切であると考えます。

　 今年度、委員長を引き受けるに当たり、果たして自分のような者にそのような大役が務まるのかと不安な気持ちで一杯であります。しかし、始まったばかりではありますが、各副委員長及び専門部長をはじめとする盟友たちの本部活動に対する迅速な取り組みを目の当たりにし、大変心強く思っております。

　 また、先日東京で開催されたＪＡ全国青年大会における青年活動組織実績発表では、惜しくも最優秀賞の獲得こそなりませんでしたが、盟友たちが支部・地区の垣根を越えて協力したときの力の大きさというものを垣間見ることができました。

　 今年１年間、先輩方が積み上げた実績を汚さぬよう、またそれを後輩たちに引き継いでいけるよう、頑張っていきたいと思っております。

　 最後になりますが、ＪＡとの連携を図りながら、我々ＪＡ青年部は、盟友が一丸となって地域社会に貢献していきたいと思っておりますので、皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。